用語解説

【用語解説】成長株 / 成長株投資

成長株/グロース株投資とは

成長株/グロース株とは、特に高い成長率を見込む企業の株式のことで、この成長株に投資することを、成長株投資・グロース(株)投資と言います。

 

成長株の企業は、一般的に新技術や革新的なビジネスモデルを持ち、その市場セグメントや業界全体と比較して、平均よりも高速で成長します。

そのため、成長株の特徴としは、収益の急速な増加や、新しい市場への進出、継続的な製品開発などが挙げられます。

成長株に投資する投資家は、このような企業が将来的にさらなるビジネス拡大や収益性の向上を遂げると見込んで投資します。

成長株はしばしば高い株価収益率(PER)で取引されることがありますが、これは将来の成長期待が価格に反映されているためです。

成長企業の利益は企業の再投資に使われてしまうため、配当が少ないか全くないことが多いですが、それを上回る将来的な成長が期待できます。

 

成長株投資のメリットとデメリット

成長株投資のメリットは、高い資本利益の可能性にあります。

特に、革新的な技術やサービスを提供する企業の場合、市場での成功が確立されると、その株価は劇的に上昇することがあり、長期的に見ると、成長株は投資家に顕著なリターンを提供する可能性があります。

 

一方のデメリットとしては、高リスクが伴うことです。

成長株は、評価が高くなりやすく、市場の変動により大きな影響を受けやすい傾向にあります。また、期待されていた成長が実現しなかった場合、株価は急落する可能性があります。

このようなリスクを管理するためにも、投資家は市場の動向を細かく追い、適時に投資戦略を調整する必要があります。

 

成長株の具体例

近年の成長株の代表例は、Amazon(AMZN)でしょう。

過去数十年にわたって、Amazonはインターネットショッピングの市場を牽引し、クラウドコンピューティング、AI、ロジスティックサービスなど新たなビジネス領域へと進出してきました。

2021年第1四半期には、Amazonの時価総額は米国株トップ3に位置しており、過去5年間の株価は持続的に成長しています。

 

Amazonは、成長株がどのように大規模な資本利益を生み出す可能性があるかわかるいい例ですが、PERを見てみると非常に高くなっており、大きなリスクも抱えていることがわかります。

Amazonの例からもわかるように、成長株投資は高いリターンが得られる可能性がある一方で、そのボラティリティや将来の不確実性に対しても注意深く評価する必要があります。

 

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