BMキャピタル

BMキャピタルとストラテジックキャピタルを徹底比較

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昨今の金融・投資事情について

円安が止まりません。

今月20日にはついに1ドル150円台に突入し、1990年8月以来、実に30年ぶりの円安水準になっています。

 

一方でインフレは加速しており、物の値段がどんどん上がっているにも関わらず、私たちの賃金(給料)はほとんど横ばいの状態です。

一昔前は「副業」などでキャリアを分散し、スキルアップと収入のアップをすることがトレンドにもなっていましたが、現在のように日本円の価値も下がり給料のアップも見込めないとなると、それもあまり有効な選択ではないでしょう。

 

そこで注目が集まっているのが投資・資産運用です。

株や債券、外貨などに資産を分散することで、為替の影響などのリスクを軽減しつつ、給与所得では得られないような副収入を得ることが今後ますます重要になっていくと考えられます。

 

ですが突然「投資しろ!」と言われたところで、何から手をつけて良いのかわからない人も少なくないでしょう。

また「株やFXは怖い」「投資信託で失敗した」という人もいるはずです。

 

このように、投資に対して一歩踏み出せない人にヘッジファンドでの運用がおすすめです。

ヘッジファンドは、投資のプロに資産を預けることで安心して運用できる、初心者から富裕層まで誰にでもおすすめできる投資の方法です。

 

ここでは、そんなヘッジファンドの中でも注目の「BMキャピタル(BM CAPITAL)」と「ストラテジックキャピタル」を比較しながら、「ヘッジファンドを選ぶ際にはどういった基準を参考にすればよいのか」、また「実際にどっちのファンドがおすすめなの?」といった疑問に答えていきたいと思います。

 

BMキャピタル会社概要

BM CAPITALは東京に本社を置く投資会社です。日本国内株式市場における価格と価値の差異に注目し、投資リスクに対し魅力的なリターンを有する証券を発掘し投資活動を行います。

引用:BM CAPITAL 会社概要 | BM CAPITAL

名称 ビーエムシー合同会社
英名 BMC LLC
所在地 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1
電話番号 03-3403-2508
E-mail bmcapital@bmcapital.jp
事業目的 (1)金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
(2)各種事業への投資
(3)有価証券の自己募集
(4)経営コンサルティング業務
(5)前各号に附帯する一切の業務
代表社員 森山武利

ストラテジックキャピタル会社概要

運用方針

  • 原則として、日本で上場している企業に投資をします。
  • 私どもが評価する企業価値に比べて、何らかの理由により、市場で低く評価されている株に集中的に投資を行います。
  • 市場からの評価が低くなっている要因を改善するように、少数株主として積極的に企業に働きかけます。
  • 企業が持つ潜在的な価値を顕在化させます。

引用:投資方針 | 株式会社ストラテジックキャピタル

社名 株式会社ストラテジックキャピタルStrategic Capital, Inc.
所在地 〒150-0011 東京都渋谷区東3-14-15 MOビル6F
設立 2012年9月
資本金 50,000,000円
株主 丸木 強、加藤 楠
役員 代表取締役 丸木 強
事業内容 投資運用業
投資助言業
第二種金融商品取引業
商号 株式会社ストラテジックキャピタル
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2786号

参考:会社概要 | 株式会社ストラテジックキャピタル

 

はじめに – ヘッジファンドとは –

BMキャピタルとストラテジックキャピタルの比較に入る前に、まずは「ヘッジファンドとはどんなものなのか」を簡単に解説していきたいと思います。

本編が気になる方は『徹底比較!BMキャピタルvsストラテジックキャピタル』までジャンプしてください。

 

ヘッジファンドとは「投資のプロが資産を運用する組織・サービス」です。

出資者(投資家)は、ファンドへの投資を通じて、ファンドマネージャ(運用責任者)に自らの資金を預け運用をお願いします。

ファンドは、集まった資金をまとめて運用し、そこで出た利益から手数料という形で報酬を受け取ります。

出資者は資産を預けるだけで、プロに運用を任せることができ、そこで生まれたリターンを受け取ることができるのです。

ヘッジファンドの収益は投資の成否に左右されるため、ファンドの投資に対するコミットは非常に高くなります。

 

「とりあえず資産を預かる、運用を代行する」投資信託とは異なり、投資で成果を出さなければ会社の存続に関わります。

ファンドと投資家(出資者)が同じ方向を向く運命共同体、一蓮托生だからこそ、ヘッジファンドは信頼できるのです。

 

ヘッジファンドに投資するメリット・デメリット(注意点)

ヘッジファンドに投資する最大のメリットは、運用をプロに丸投げできる点にあります。

プロにお願いするため、投資家(出資者)が株の売買やポートフォリオについて考える必要もなければ投資に関する知識や経験にも左右されません。

 

また、運用を依頼する(任せる)ということは、自分自身の時間や手間・労力を使わなくてよいということです。

 

投資をしている人の中には

「株をやる時間がない」
「情報を追いきれない」
「売買のタイミングを逃してしまった」

などという理由で運用が上手くいかない人も少なくありません。

あるいは投資に時間を取られてしまい大きな負担になってしまっているという人もいらっしゃいます。

 

そうやって無理していると結局続かず、ただなんとなく株を持っているだけの中途半端な状態になってしまいます。

そんなことでは安定した資産形成はできません。

 

投資で資産形成するためには無理なく続けられることも非常に重要です。

 

そして最後に、最も重要なパフォーマンスについても言及しておきましょう。

 

ヘッジファンドやそれを率いるファンドマネージャは、投資を事業として遂行するプロです。

ヘッジファンドは一般に年10〜15%のリターンが期待できると言われており、金融業界の中でもその動向が注目されるほど市場を支配する存在です。

 

手数料を引いても年5〜10%程度の利回りが残りますが、個人で投資してここまでのリターンを安定して得ることは決して簡単ではありません。

「プロ任せる」という形式で無理なく十分なリターンが得られるのがヘッジファンドのメリットです。

メリットまとめ
  • プロに丸投げなので投資の知識や経験がなくても安心
  • 自分の時間を使わないでよい
  • 安定して高いリターンが期待できる

 

一方で、ヘッジファンドに投資する際には注意も必要です。

まずヘッジファンドはファンドごとに様々な特色があるため、一様に安定しているわけではありません。

海外に投資するものや為替(FX)で運用するものなどは、ボラティリティも高くハイリスク・ハイリターンになりやすい傾向があるので注意が必要です。

後半で紹介・比較するBMキャピタルストラテジックキャピタルはどちらも日本の上場株で運用するファンドです。

いずれも安定したパフォーマンスが期待でき、投資初心者から安定して資産形成したい人まで幅広くおすすめできます。

➡︎次章『徹底比較!BMキャピタルvsストラテジックキャピタル』を読む

 

また、ファンドによっては最低出資金額が1億円近くなるものなど、ハードルが高いものもあるので注意が必要です。

比較的ハードルが低いものでも1,000万円が最低ラインの目安かと思います。

 

加えて、ファンドは出資金の出し入れの時期が限定される「ロックアップ期間」というものが存在します。

期間の長さはファンドによって様々ですが、最低でも数ヶ月〜1年が目安になります。

株や投資信託などのように即時出金できない場合もあるので注意が必要です。

そもそも資産形成においては「複利」の効果が非常に大きく、運用で得た利益を積み増しながら数年〜10年単位の中長期でじっくりと続けていくことがなによりも重要です。

本気で資産形成したいのであれば、このロックアップについてはさほど問題にはならないかもしれません。

 

そして最後に、どんなに優秀でこれまでの実績が素晴らしいファンドであっても元本保証ではありません。

投資にはリスクが伴うものであり、損をする可能性はゼロではありません。

むしろ元本保証をうたったり、それを示唆してくるようなところには注意が必要です。

また、極端に出資のハードルが低い(10万円からOK!など)ものなども、資金を持ち逃げする詐欺の危険性があるので注意しましょう。

デメリットまとめ
  • 海外系・FX系などハイリスクなものもある
  • 最低1,000万円、ロックアップ数ヶ月〜1年などの制約がある
  • どんなファンドでも元本保証ではない
    ※むしろ元本保証のものは怪しい

 

徹底比較!BMキャピタルvsストラテジックキャピタル

では本題であるBMキャピタルストラテジックキャピタルの比較に入っていきましょう。

この2つのファンドは、情報が行き交うネット界隈でも評判が高く、様々なサイトで高評価・ランキング上位に食い込む評判のファンドです。

 

いずれも「アクティビストファンド」であり、その投資戦略やパフォーマンの高さが評価されていますが、どこか似ているところもありどちらに投資するか悩む人もいるでしょう。

ここではこの2つのファンドを徹底的に比較していきたいと思います。

アクティビストファンドとは

アクティビストファンドとは、投資先に働きかける(アクティビスト)することで経営の改善を促し、株価の上昇・投資収益の最大化に寄与するファンドのことです。

様々なタイプのあるヘッジファンドの中でもより優れたパフォーマン実績があります。

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アクティビストファンドの強さの仕組みを解説アクティビストファンドとは アクティビストファンドとは投資先に対して積極的に活動(アクション)するファンドの総称のことです。 活動内...

 

[共通]どちらも狙いは「割安株」

BMキャピタル(以下BM)とストラテジックキャピタル(以下SC)はどちらも共通して「割安株」に投資します。

これはアクティビストとして投資先に働きかける前の大前提となる仕込みの段階の話であり、会社本来の価値(ポテンシャル)に対して十分に割安な株式に投資することであらゆるリスクを軽減します。

割安株のメリット

会社本来の価値(ポテンシャル)に対して市場での評価=株価が低い割安株はそれ以上株価が下がることがほとんどないため損失を招きにくいという特徴があります。

加えて、会社本来の価値を世に発信したり市場での評価が変われば一変して株価が大きく上昇する可能性(まさにポテンシャル)も秘めています。

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単純なPBRやPERといった指標に限らず、本当に割安で放置されている株式を見出すためには専門的な調査・分析を繰り返し、根気強く選定していく必要がありますが、BMやSCのようにきちんと目利きする力があるファンドであればそれも十分可能です。

 

[戦略]BMは財務の改善/SCは経営の改善

どちらも投資先に働きかけるアクティビストとしては同じですが、BMキャピタルストラテジックキャピタルとではそのポイントが異なります。

 

BMキャピタルは財務面に働きかけ、資産の有効活用や適正な株主への還元、役員の報酬の見直しなど、会計周りを中心に財務的アプローチをすることが多いようです。

より効率的な経営へと導くのがBMキャピタルの強みであり、投資先と敵対的になることも少ないと予想されます。

数字でハッキリとわかりやすく、定量的なアプローチと言えるでしょう。

 

一方のストラテジックキャピタルは、経営方針の見直しや経営陣の采配など経営面にアプローチします。

より効果的な経営を目指すことになり、これにはストラテジックキャピタルやその代表である丸木氏の業界での知名度やノウハウが活かされるでしょう。

どちらかというと定性的な側面のアプローチが強いのかもしれません。

※もちろん両ファンドもどちらのアプローチをすることもあります。

 

[パフォーマンス]コツコツ安定のBM/定期的に当てるSC

どちらも割安株をベースとしているため、安定したパフォーマンスのBMキャピタルストラテジックキャピタルですが、戦略の違いの分だけパフォーマンスにも少々の差があります。

定量的なアプローチに強みのあるBMキャピタルは、本当にパフォーマンスが安定しており、その実績は以下の通りです。

※BMキャピタル公式より引用

 

平均年10%以上、6年で2倍(約12.2%/年)という成績も素晴らしいですが、特筆するべきは「マイナスの年0回」という脅威の守備力です。

さとる
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これだけリスクヘッジが行われて損失を回避できるのであれば、安心して資産を預けることができますね。

 

一方のストラテジックキャピタルも平均年14.2%とBMとほぼ同じリターンですが、そのパフォーマンスには少々のばらつきがあり、年によってはマイナスのこともあります(過去6年で2回)

 

安定していないととる人もいるかもしれませんが、リスクヘッジはされており損失は最小限です。

むしろ損失を補って余りあるリターン(最大で年+77.6%)のリターンを記録した年もあり、投資するタイミングによってはBM以上のリターンも見込めるでしょう。

これはストラテジックキャピタルの投資やアクティビスト活動が、会社の根幹に近い部分に携わっているためであり、成果を上げるまでに時間がかかるが当たるとデカい投資をしていることの表れでしょう。

一方のBMキャピタルは資産の有効活用など、数年で結果がわかりやすくでる改善を行っているため、より安定した成果が得られているのだと考えられます。

 

[条件]BMは直接1,000万円/SCは販売会社経由で1,500万円

最後に出資の条件を確認しておきましょう。

BMキャピタルは、ファンドに直接問い合わせて出資する必要があります。

また出資の最低金額は1,000万円に設定されているので、ヘッジファンドの中ではかなりお手軽な方でしょう。

 

一方のストラテジックキャピタルは、販売会社を介して投資します。

販売会社「Teneo Partners株式会社(テネオ・パートナーズ株式会社)」についてもSCの公式ページにきちんと情報が掲載されているので、こちらについても安心でしょう。

ストラテジックキャピタルの最低金額は10万ドルになっています。

かつては約1,000万円と見られていましたが、最近は円安の影響もあり実質1,500万円近く必要になります。

また、それ以外にも「金融資産5,000万円以上」や「最低1年」といった条件もあるようなので、投資の際には十分に注意して確認するようにしてください。

 

[まとめ]BMとSC比較 – おすすめのファンドはどちらか –

ここまで見てきたBMキャピタルとストラテジックキャピタルの比較をまとめると以下のようになります。

BMキャピタル ストラテジックキャピタル
共通点 割安株への投資
アクティビストとしての働きかけ
戦略 財務・会計面へのアプローチ
定量的
経営へのアプローチ
定性的
パフォーマンス より安定
マイナスになった年0回
コツコツドカン
最大年+70%超
条件 1,000万円から 10万ドル(約1,500万円)から
+その他の条件も

 

これらの比較を見ると、

  • BMキャピタルの方がより初心者・安定志向向き
  • ストラテジックキャピタルの方が、若干チャレンジング・経験者向き

と考えてみてもよいかもしれません。

 

(実績からも)より損をするリスクが低く投資のハードルも低いBMキャピタル投資経験のない人や、資産運用に興味はあるけれど不安も多い人に適しておりおすすめできそうです。

 

一方のストラテジックキャピタルは、若干ハードルの高さがあり、出資のタイミングにも左右されることを考えると、既にある程度の運用をしている人や、(億単位の)まとまった資産がある人が、セカンドオプションとして投資するのに適しているのかもしれません。

 

BMキャピタルもストラテジックキャピタルも、アクティビストファンドとして優れた実力と実績があり、どちらも十分におすすめできますが、若干の違いはあるのでファンド選びの際にはぜひ参考にしてみてください。

また、それぞれのファンドについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ合わせてよろしくお願いいたします。

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