BMキャピタル

BMキャピタルの利回りはどれくらい?手数料やリターン、パフォーマンスはこうだった!

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投資を検討している・悩んでる人にとって、一番気がかりなのは

「それに投資して儲かるのか」
「どれくらいの利回りが期待/想定できるのか」

ですよね。

今回は、話題・注目のヘッジファンドBMキャピタルについて、どれくらいの利回りが期待できるのか、過去の運用実績はどうなっているのかを徹底的に調査しました。

BMキャピタルがどんなファンドなのかという、基本的な情報と合わせて、具体的な実績や詳細なパフォーマンスと合わせて参考にしてみてください。

BMキャピタル基本情報

パフォーマンス/利回りの話をする前に、まずは簡単にBMキャピタルの基本的な情報についておさらいしておきましょう。

BMキャピタルについて初めて知った人も、なんとなく聞いたことがある人も「ネットで話題のヘッジファンド」程度しか知らなかったという人も、まずは概要から押さえておきましょう。

BMキャピタル

BM-top
ファンド名 BM CAPITAL(BMキャピタル)
会社名 ビーエムシー合同会社
ジャンル ヘッジファンド(私募)
投資理念 守りながら資産を増やす
想定利回り 年10%
最低投資金額 1000万円 ※少額の投資は要相談
投資形態 合同会社社員権出資
運用期間 10年(2013年始動)
ホームページ BMキャピタル公式サイト
住所 〒106-0032 東京都港区六本木7-17-10
電話番号 03-3403-2508
事業目的 (1)金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
(2)各種事業への投資
(3)有価証券の自己募集
(4)経営コンサルティング業務
(5)前各号に附帯する一切の業務
代表社長 森山武利

 

BMキャピタルは、いわゆるヘッジファンドに分類されます。

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは、投資活動によって収益を得る事業会社/組織のことです。
元々は、投資のプロ(専門家)が自己資金を運用しているところに、その運用の腕を見込んで、自分の資産もまとめて運用して欲しいという人たち(=投資家、資産家)が、出資という形でお金を預けるようになったことがヘッジファンドという事業の前身となっています。

自分で運用する実力や自信がない富裕層や資産家である投資家は、ヘッジファンドに出資することでプロに運用を任せることができますし、ヘッジファンド側も、運用を請け負うことに対する手数料を得られるだけでなく、資金提供を受けることで、運用の規模を拡大することができるという、まさにWin-Winなビジネスモデルです。

BMキャピタルは、ヘッジファンドとして、会社自体が投資活動によって収益を得る事業組織であり、証券等を販売しているわけではありません。

ですが、BMキャピタルの運用が優れているため、自分の資金もまとめて運用して欲しいという人たちからの出資(=投資)を受け付けてはいます。

BMキャピタルは、優秀な投資家だった現ファンドマネージャに、周囲の人たちが自分のお金の運用もお願いしたいという要望が集まり、事業化して会社となったことが前身だという話を聞きました。
まさに、ヘッジファンド本来の姿で創業してるなんてスゴイですよね。ここまで純粋なヘッジファンドはBMキャピタル以外に日本では聞いたことがありません。

 

BMキャピタルの特徴

BMキャピタルは、ヘッジファンドであり、どんな方針・哲学で運用するのか、どのように事業を展開しているのかがはっきりとしています。

BMキャピタルがどんなファンドなのかを知るためには、

  • 守りながら増やす運用・バリュー投資
  • 絶対収益の追求
  • 私募

の3つのキーワードを押さえる必要があります。

守りながら増やす運用・バリュー投資

BMキャピタルは、ヘッジファンドとしての運用哲学に「守りながら資産を増やす」ということを掲げています。

つまり、損をしないことが第一優先であり、徹底的にリスクを排除した上で、収益を最大化することを基本戦略としているのです。

これは日本人の感覚にとても合っていると思います。
運用で資産を増やしたいけれど、変に損をするリスクは負いたくないという人は多いですよね。

コツコツ少しずつでもいいから、着実に資産形成できれば十分という人も多いでしょう。
ファンドマネージャをはじめ、日本人が運営するヘッジファンドなので安心できますね。

 

この「守りながら資産を増やす、徹底的にリスクを排除する」という運用哲学・投資戦略を実現するために、BMキャピタルが行っているのがバリュー投資です。

バリュー投資とは

バリュー投資とは、企業・会社のバリュー(value, 資産価値)に着目する投資手法のことで、資産価値に対して株価が低い、いわゆる「割安株」に投資する手法です。

バリュー投資は、地道な情報収集や、緻密な調査・分析など、多くの時間と労力を要しますが、着実なデータに裏付けられた銘柄選定によって投資をするため、ミスが少なく確実に成果が得られる投資手法です。

バフェットなどの世界トップクラスの投資家たちも、このバリュー投資を実践しています。

また、割安株は、値崩れする可能性が低くく、それ単体で見ても損をするリスクが小さい優良な投資銘柄です。低リスクな割安株に投資し、着実な成果を得ることで、BMキャピタルは安定したパフォーマンスを残しています。

SNSなどで見かける「これだけ覚えれば簡単に稼げる」といった手法は、「テクニカル投資」と呼ばれるもので、確かに手軽で、当たれば大きな利益が得られることもありますが、再現性が低く安定したパフォーマンスを得るのが難しいとされています。

専門的な知識や経験、人脈、時間・労力などを必要とするものの、着実に成果を見込めるバリュー投資で運用するBMキャピタルは、ヘッジファンドならではと言えるでしょう。

 

絶対収益の追求

BMキャピタルは、その根幹に自分たちの資産を運用しているというものがあります。

つまり、運用の成績が悪くなると損をするのは自分たち自身なのです。

そのため、ヘッジファンドには損をして良い場面がありません。

「相場が悪かったから」
「為替が不利だったので」

といくら言い訳を並べても、結局投資家どころか、自分たち自身が損をしてしまうのがヘッジファンドです。

一方で、最近流行ってるインデックス投資は、相場に連動するように運用するため、相場が上がっていれば儲かりますが、相場が下がれば一緒に下がり損をします。

それでも短期的な上げ下げに捉われず、20年、30年と運用を続けることで、世界的な経済成長を期待するのがインデックス投資ですが、そんな一時の損失を甘んじて受け入れることもなく、いついかなる状況でもも利益を追求するのがヘッジファンドです。

 

私募

ヘッジファンドである、BMキャピタルは私募です。

私募(私的な募集)というのは、特定の少人数に対してしか募集をかけない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ということで、要するに一般には募集を出していません。

反対に、広く一般に広告を出し、投資家を募集している投資信託やファンドラップなどを「公募」と呼ぶこともあります。保険の営業なども同じですね。

 

そのためBMキャピタルは広告やCMも出していなければ、SNSで見かけることもありません。

BMキャピタル側からの募集(「ぜひうちに投資しませんか?」「うちに投資するとこんな良いことがありますよ」など)はありませんが、こちら(投資家)側からBMキャピタルに問い合わせをして出資の意思を示せば投資することができます。

この「私募」という特徴が、BMキャピタルの情報が少なく、過去のデータなどがなかなか手に入らない原因の一つにあります。

BMキャピタルの特徴まとめ
  • バリュー投資によって損をしないことを最優先に、リスクを抑えて安定した運用をする
  • 相場に左右されず、どんな市況でも常に利益を追求する
  • 私募であるが、投資家側から問い合わせをすれば投資をすることができる

 

BMキャピタルの運用成績

ではそんなBMキャピタルの気になる運用成績を見ていきたいところですが、先述の通りBMキャピタルは私募のため広告などもなければ詳細なデータもネット上では公表されていません。

BMキャピタルの公式ページから読み取れるこれまでの運用成績は

  • マイナスの年0回
  • 資産価値6年で2倍
  • 平均利回り年10%以上

という概要のみです。

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出典:BM CAPITAL

実はこれよりも詳しいデータ(トラックレコード)を見る方法もあります!詳しくは次の章で紹介します。

大まかなデータしか公開されていませんが、なんといっても目を引くのは平均で年10%以上の利回りを出しつつも、マイナスになった年が一度もないという圧倒的な運用の質の高さでしょう。

この「マイナスになっていない」という実績は、BMキャピタルの運用哲学である「損をしないことが最優先」とマッチしており、一貫してポリシーを貫いている点が信頼できます。

 

また平均年10%以上、6年で資産価値2倍という実績は、資産形成として十分すぎるリターンと言えると思います。

マイナスにならないように運用すると、リスクを抑えすぎた結果、リターンも小さくなってしまいがちですが、それでもこれだけのリターンが得られるのであれば、BMキャピタルの運用のレベルが高いと言わざるを得ません。

 

BMキャピタルのパフォーマンス(トラックレコード)

BMキャピタルの、大まかな実績はわかったけれど、もっと詳しいデータが知りたい、具体的な数字がなければ信用できない、という方々、お待たせしました。

やっぱりパフォーマンスを見るならトラックレコードを確認したいですよね?

※トラックレコードのイメージ(⬇︎こんなの)

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参考:交付運用報告書|eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

 

BMキャピタルの、詳細なトラックレコード(これまでの年ごと、月毎のパフォーマンス推移)はネット上では公開されていませんが、BMキャピタルの会社資料にはきちんと掲載されていました。

会社資料にあるトラックレコードは、過去の運用実績として、

運用開始(2013年)以来約10年分の

  • 月毎のパフォーマンス、年間のパフォーマンス
  • 運用開始時を100としたファンドインデックスの推移

が詳細に掲載されています。

ただしこの情報は社外秘であり、ネットなどで数字を公開することはできませんでした。また、改めてBMキャピタルの社員の方に確認したところ、公式に詳細なデータを公表はしていないとのことでした。

 

BMキャピタルの詳細なデータを見る方法

この社外秘の資料に掲載されていた詳細な運用実績は、実は誰でも簡単に内容を見ることができます。

BMキャピタルの資料は、公式ページから問い合わせをすれば誰でも簡単に見せてもらうことができます。

⬇︎BMキャピタルへの資料請求はこちら⬇︎BM-banner

ただし、資料請求をして資料だけをメールや郵送で送ってもらうことはできないようです。

基本的に契約者(出資者)以外の方には、資料を渡すのではなく、その場で見せてもらうだけになるので、問い合わせから面談をする必要があります。実際に出資契約を結べば、資料を受け取ることができます。

私が実際に問い合わせから面談を行い、色々と話を聞いてきた件はこの記事で紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。

 

さいごに – BMキャピタルで運用する時の注意点 –

今回はBMキャピタルのパフォーマンスについて話してきました。

BMキャピタルは、詳細なデータを公開こそしていませんが、問い合わせをすることで誰でも資料を見せてもらうことができます。

問い合わせや面談、資料の閲覧までは、費用もかからないので、興味がある・内容を知りたいのであれば、まずはコンタクトを取ってみることをおすすめします。

 

BMキャピタルは、リスクを抑えて運用し、安定したパフォーマンスを出し続けていますが、全くリスクがないわけではありません。投資/出資して資産運用を一任するのもおすすめですが、契約の前には必ず以下の注意点も押さえておきましょう。

まず初めにBMキャピタルは元本保証ではありません。これまで年間を通じてマイナスになったことはありませんが、今後もこの成果が保証されているわけではないので注意してください。

また、運用に際し手数料が引かれるので、実際のリターンはファンドのパフォーマンスよりも少し低くなります。手数料の率や具体的な金額については、ファンドの人に直接確認してみてください。

最後に、BMキャピタルの最低出資金額は1000万円です。そもそもヘッジファンドへの投資は限られた富裕層が対象のため、投資信託のように誰でも手軽に簡単に投資できるものではありません。

それでも最低1億円(100万ドル)とも言われる海外のヘッジファンドと比べれば、かなりハードルが低いので、余裕のある人はこのチャンスに検討してみることをお勧めします。

BMキャピタル まとめ
  • BMキャピタルは日本のヘッジファンド
  • リスクを抑えた運用で、安定して年10%以上の実績
  • 私募のため公開データは少ないが、トラックレコードは問い合わせれば誰でも閲覧可能
  • ただしリスクがゼロではない。出資の条件もあるので要確認