資産運用の基礎知識と注意点

絶対に理解したい、たった2つの本質的な投資の方法

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投資の基本は「安く買って高く売る」

株や不動産など、投資の話をしていると「〇〇指数が〜」「XXトレンドが〜」などと、どんどん専門的なキーワードの応酬になり、難しいことのように思えてきます。

特に、ちょっとかじった・・・・程度の人が、こういった小細工に陥りやすい傾向があり投資を難しくしてしまいがちです。

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こういった耳馴染みのないワードを並べられると、まったく投資を知らない初心者からすれば難しくて敬遠したくなる気持ちもわかります。

 

こういった、専門的なワードは、使っていると自分ができるようになったかのように錯覚しますが、これらの用語や指標をいくら覚えたところで投資についての理解は深まりません。

 

どんなにこねくり回そうと、投資の本質は「安く買って、高く売る」ということに変わりません。

今回は、この「本質」にしっかり目を向けた上で、初心者にもわかりやすい2つの方法を解説します。

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用語や指数は、あくまでもこの「安く買って、高く売る」という本質を理解するためのツールに過ぎません。
知ったかぶって、小手先の投資にならないようにしましょう。

① 値下がりしてる割安株に投資する

「安く買って、高く売る」という投資の本質を実践するためには、「安く仕入れる」ことが重要です。

 

本来ならもっと高い価格がついて良い、本質的な価値の高いものを安く仕入れる(買い付ける)ことができれば、投資の世界ではほぼ勝ち確・・・と言えます。

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本来ならば1,000円の価値があるもの、1,000円程度で取引されるべきものが800円で売られていたら買っておきましょう。
それはいつか1,000円で売るチャンスが来ます。

 

この考え方はいわゆる「バリュー投資」と言われる、株式のバリュー(value, 価値)に着目する考え方で「割安株」を評価する投資の考え方です、

割安株に投資するメリットやその注意点についても詳しくみていきましょう。

バリュー投資の際にも重要な指標や計算方法など、様々な専門的な話はありますが、ここでは割愛して大きな枠組みを解説していきます。

 

割安株に投資するメリット

バリュー投資を実践して、割安株に投資する最大のメリットは、そこからさらに値下がりしてしまう=損失のリスクが非常に小さい点にあります。

 

既に、本来の価値よりも低い値段で取引されているものが、そこからさらに値を崩して、損失が膨らむというリスクはあまり考えられません。

割安株への投資は、損失を抱えにくい=低リスクという大きなメリットがあります。

割安株は、その会社の今の状態やこれまで積み上げてきたものを評価する考え方です。
既にそこにあるものを評価するため、正しく査定することができれば、不確実性をかなり小さくできます。

割安株、価格が下がっているものの話をすると、値崩れしているものならなんでも良いと勘違いする人がいますがそうではありません。

 

ここで重要なのは、本来の価値と比較して安い価格で取引されているかどうかです。

低い値段がついているもの、価格が下がっているものの中には、当然どんどん価値(中身)を失っているものもあります。

値段が下がればなんでも買っていいというものではないので注意しましょう。

割安株になるもの

  • 本質的な中身は変わっていないが一時的に評価(株価)が下がっている
  • 本来の価値がまだ正しく評価されていない
  • まだ評価されていない価値を内包している

割安株にならないもの

  • 価値を失って株価が下がっているもの

 

割安株に投資するデメリット

一方で、割安株に投資するということは、割安な株を探し出さなければいけません(当然のことを言っていますが…)

実はこれが非常に大変で、とんでもない時間と労力を割いて、企業研究をしなければいけないというデメリットになります。

例えば、会社Aが会社Bを買収する場合、A社にとってのB社の価値は、買収によって得られる資産や、その後の利益などから算出することができます。

A社・B社が同じ業界の競合であれば、それぞれの会社の特徴や事業の内容、そこにある資産(機材や様々なリソース)の価値を正しく理解し、評価することができます。

B社の買収価格が、それによって入ってくる資産や利益よりも小さければ割安な案件であり、お買い得です。

 

割安株を見つけ出すということは、これと同じことをするということであり、一般の投資家がマネするには、大変だということがイメージいただけたでしょうか。

 

「餅は餅屋」と言いますが、バリュー投資を実践する=割安株は探す際には、私たちも餅屋と同じレベルになければいけません。

「会社の価値」くらいBS(※)などの決算書を見れば確認できるし、PERやPBR(※)などの指標からわかるとたかを括ってはいけません。

確かに、BSから資産額は確認できますし、PERやPBRはそのまま割安の水準を表す指数です。

※BS(損益計算書):会社の資産や負債がまとめられた資料
 PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)
:どちらも株価の割安程度を表すメジャーな指標の一つ

 

ですが、会社の価値には、こういった数字に現れない資産も含まれます。

「あの会社の〇〇の技術は他社がマネできない」
「あの土地を押さえていることは、地価以上の立地的な優位性がある」
「〇〇さんという優秀なマネージャがいてこそ経営が上手くいっている」

など、数字からは簡単に読み取れないものも含めて会社の「価値」になるのです。

 

「バリュー投資」を実践する方法

そんな簡単なようで意外と奥が深い割安株の見極めが必要になるバリュー投資を実践するのは、個人レベルでは難しいでしょう。

 

もしリスクの低い安定的な運用がしたくて、割安株を見極めるようなバリュー投資を実践したければ、それ(バリュー投資)を専門にしているヘッジファンドを活用するのがおすすめです。

⬇︎ヘッジファンドの詳しい解説はこちら⬇︎

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バリュー投資を専門とするヘッジファンドは、会社の資産や事業内容、決算に現れないような内情も含めて、あらゆる角度から会社を評価するプロです。

バリュー投資を軸としているヘッジファンドを活用することが最も効率的で、初心者でも安心して運用することができます。

 

バリュー投資を軸にする国内のヘッジファンドだとBMキャピタル(BM CAPITAL)などが人気があっておすすめです。興味のある人は、ぜひ↓の記事も参考にしてみてください。

⬇︎BMキャピタルの詳しい解説はこちら⬇︎

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割安株に投資するときの注意点

割安株(お買い得な株)を探し出して投資する方法は、手間や労力が必要な一方で、値下がりする可能性が低く、損失のリスクを抑えて安心して運用できるという特徴がありました。

それに加えて、割安株に投資する時はあらかじめ気をつけておきたいいくつかのポイントがあります。

 

その1つ目が「ビッグリターンにはなりにくい」点です。

本来の価値よりも低い価格がついているお買い得な割安株を探し出す投資の方法は、いわゆる「利鞘を稼ぐ」ような投資になるため、一気に資産が何倍にもなるようなものではありません

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割安株への投資(バリュー投資)は、数%〜10%程度の安定したリターンをコツコツと積み上げていくイメージが必要になります。

 

もう1つが、リターンが得られるまでに「ある程度の時間がかかる」点です。

お買い得な割安株を上手く見つけ出して買ったとして、最終的にはそれが市場で正しく評価されて元の正しい価格がつくまでにはある程度の時間を要します。

 

「実はこの会社ってすごいんじゃないの?」
「こんな技術があったなんて知らなかった」
「なんでこんなに安く売買されているんだろう」

と周りの投資家たちが気づいて初めて株価が上がり、リターンを手にすることができます。

リスクを抑えて安定したリターンが期待できる割安株への投資は、コツコツと根気良く丁寧に長く続けることが重要です。

 

割安株投資のまとめ

お買い得な「割安株」を探し出す投資の特徴をまとめてみましょう。

考え方 本来の価値よりも価格(株価)が下がっているものを探し出す
ポイント その会社のこれまで(過去)と今そこにあるもの(現在)
メリット 値下がりする可能性が低く、リスクが小さい
デメリット 会社を評価するためには労力や手間がかかる
注意点 リターンが出るまでには時間がかかる
おすすめの方法 バリュー投資を軸とするヘッジファンドを活用する
総括 コツコツと安定的に根気強く長く運用することが大事

 

② これから値上がりする成長株に投資する

「安く買って、高く売る」という投資の本質を実践する方法は大きく2つあります。

前半では、本来の価値より価格が下がっている、お買い得な割安株を探し出す「安く買う」を重視した方法を解説しました。

 

もう1つの考え方は、今後大きく値上がりしそうなものを見極めて先行投資する「高く売る」を重視する方法です。

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いわゆる「青田買い」のような考え方ですね。大きな伸び代を見極めることが重要です。

 

成長株に投資するメリット

成長株に投資する最大のメリットは、大きなリターンが期待できる点です。

まだ世に出始めたばかりのものや、周りの人が注目していない、気づいていないものを、いち早く見極めて投資することができれば、周り(世間)が注目した際に、資産が何倍にも何十倍にもなるような大きなリターンを得ることができます。

ここで重要なのは1,2歩先のトレンドを先読みするような小さな話ではなく、今後の大きなスタンダードになるような次世代を見極めることです。

 

成長株に投資するデメリット

成長株への投資は、上手く見極めることができればビッグリターンが期待できる一方で、不確実性があるというリスクがあります。

当たれば大きいですが、その分ある程度の空振りもあり得るのが成長株への投資です。

先述の割安株を見つけ出すバリュー投資では、これまで積み上げてきたもの(過去)や今そこにあるもの(現在)に着目していました。

一方、成長株投資では、これから先の「未来」を考えなければいけません。

 

成長株投資の実践「新興国投資」

では、そんな成長株への投資を実現する具体的な方法を考えてみましょう。

よくSNSなどの広告で見かける

「次のAmazonはこの銘柄だ」
「当時Appleの株を買っていたら…」
「第二のテスラを探せ」

といった、個別銘柄に着目する方法がまず思いつくかもしれません。

 

ですが、そういった銘柄を見極めるにはテクノロジーなどの知識が不可欠であり、それこそ内情を知る人レベルでなければ、未来のビッグカンパニーは見出せません

 

ここでは少し視点を変えて「マーケット(市場)レベル」で考えてみましょう。

今後大きな成長が期待できる「新興国」への投資こそが次の成長株が眠る際注目マーケットです。

 

これから経済が発展する新興国は、順調にいけば株価が何倍にも何十倍にもなり得ます。

もちろん一社一社ごとに差はあるでしょうが、大きく全体が成長している市場で銘柄を選べば当たりを引ける可能性は格段に上がります。

 

また、企業レベルと違い、国家レベルの方が産業の成長などの発展も予測が立てやすく、未来の不確実性もある程度軽減できます。

 

おすすめの新興国 – 意外なあの大国 –

具体的な新興国についても少し言及しておきましょう。

ここで注目したいのは「中国」です。

 

「今更中国?」
「もう十分遅いんじゃないの?」

と思った人もいるかもしれません。

確かに、中国はここ10年ほどの成長著しく、今やアメリカに次いで世界2位の経済大国です。都市や産業も大きく発展しており、すでに「これから」という感じではないかもしれません。

 

中国に注目したいポイントは2つあります。

その1つ目が「中国の成長はまだまだこんなもんじゃない」という点です。

確かに、すでに大国となっている中国ですが、人口や土地・資源・技術レベルなど様々な観点から考えた場合、今の勢いそのままにまだまだ大きく発展する余力を有しています

 

そしてもう1つ、より着目したいのが、中国の産業は発展したけれど、株式市場の成長はまだ始まってもいないという点にあります。

確かに、GDPを始め中国の産業・経済は大きく発展していますが、実は中国の株式はまだそこまで上がっておらず、今後経済に合わせて爆発的に成長することが期待されています。

 

この2つのポイントからも、「中国株式市場」が成長市場として大いに期待できます。

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もし「なんとなく中国に投資はするのはな..」と考えている人がいたら、その考えこそが最大のチャンスです。
その「なんとなく」で毛嫌いしている人が多いからこそ、中国の株式はいまだに成長できず放置されています。
今後株価が上がってきた時に「あの時やっておけば…」と後悔しても遅いのです。
本当は価値があるものなのに、意味もなく毛嫌いしている人がいる時ほど、先に着手するチャンスだと言えます。

⬇︎中国株式の詳しい解説や、中国への投資については以下の記事でも詳しく解説しています⬇︎

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成長株投資の注意点

成長株は「未来」を見据える投資のため割安株の投資に比べれば空振りのリスクは大きくなります。

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資産運用全体で考えた時には、安定したパフォーマンスが期待できる割安株への投資を軸に、成長株への投資をオプションとして持つことをおすすめします。

 

また成長株の中でも、特に「新興国」に投資する際の注意点に為替のリスクがあります。

現地の通貨で株価が上がっていたとしても、為替の変動によってそれ以上の値動きが出てしまうかもしれないという点はには注意しなければいけません。

一昔前までは為替リスクは非常に良くないものだとされてきましたが、近年は円安の影響もあり、円資産しか持たないことの方がむしろリスクが大きいと考えられるようになってきました。

円と海外通貨(ドルや人民元)のどちらが優れているということはありませんが、バランス良く資産を分配してリスクを回避することを考えると良いでしょう。

 

成長株投資のまとめ

ビッグリターンが期待できる「成長株」への投資の特徴をまとめてみましょう。

考え方 今後大きく成長する見込み・のびしろがあるものを探し出す
ポイント これから先の未来
メリット 大きなリターンが期待できる
デメリット 空振りするリスクもある
注意点 特に海外の場合為替リスクあり
おすすめの方法 成長著しい新興国(おすすめは中国)
総括 運用の軸にするのではなく、オプションとして効果的

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

細かいところを掘り下げればキリがありませんが、投資の本質は「安く買って、高く売る」に尽きます。

小手先のテクニックではなく、この本質を常に念頭に置き、継続することこそが何よりも重要です。

 

また、「仕入れ(割安株)」に注目する方法も、「のびしろ(成長株)」に注目する方法も、どちらが優れているということはありません。

いずれも一長一短で、上手く組み合わせることで自分自身にあったバランスの良い資産運用ができるようになります。

 

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